ラブイスキア（2016年生、母ジェシカピンク）

ラブイスキア（2016年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イスキア島（イタリアにある島）が好き」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時10歳）と交配したジェシカピンクが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小泉学。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小泉学から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ノーザンファームによって507.6万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

4月13日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は494kg。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったブーケオブジュエルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月10日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルジェンタータを3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

4歳（2020年）

4月26日、約8か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

2020年6月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5歳（2021年）

1月21日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた7戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、ソルテ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた9戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた10戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1七八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原涼太騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のみなみのうお座特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横川怜央騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。