ニシノクードクール（2022年生、母セイウンリリシイ）

Nishinocoupdecoeur

2022.03.05

ニシノクードクール（2022年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+一目惚れ(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のHawkbill（当時9歳）と交配したセイウンリリシイが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 欽哉。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月9日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は452kg。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた2戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したモジャーリオにクビ差届かず2着となった。

7月20日、中3週で迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったポッドベイダーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月22日、中8週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンガソングを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り 雨/不良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。