ホッカイレディー（1987年生、母ホツカイテスコ）

Hokkai Lady

1987.05.09

ホッカイレディー（1987年5月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナグルスキー（当時6歳）と交配したホツカイテスコが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月5日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったアクティブチャートに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、杉浦宏昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったシャインバードにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた9戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦宏昭騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインフィニティを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦宏昭騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の檜山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦宏昭騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦宏昭騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。