フジノビッグマン（2007年生、母ゴーンスペクター）

フジノビッグマン（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大物」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したゴーンスペクターが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方37戦1勝。主な勝ち鞍は2009年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

8月6日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカジノメンバーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのストーミングホーム賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのディクタット賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

10月13日、連闘で迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下のかえで賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた12戦目は、2歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

3歳（2010年）

1月8日、中1週で迎えた13戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下の萌黄賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず18着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた16戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦のかもめ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のカッコウ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた21戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた22戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた24戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた26戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた28戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた29戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた30戦目は、祝☆直宏かおり結婚記念（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた31戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた33戦目は、荒スポブログカップ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた34戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた35戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた37戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた38戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林拓未騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

1月25日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大原浩司騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月4日、中0週で迎えた41戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。