ライラ（2022年生、母タニノジュレップ）

Laila

2022.05.10

ライラ（2022年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ウォッカベースのカクテル名。母、近親より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時10歳）と交配したタニノジュレップが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の万両賞(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月12日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月2日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったジョイフルニュースに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のルトンワージに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、連闘で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの万両賞（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヤンキーバローズに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。