マイネルシュタット（2013年生、母エイシンバーリン）

マイネルシュタット（2013年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋都市（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時20歳）と交配したエイシンバーリンが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）丸村村下ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方32戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年のファイナルレース(一般C1-6)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月26日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

11月29日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、T.ベリー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（2016年）

1月17日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

2月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

7月17日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトほうせんか特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月11日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったフイウチをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

10月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンドラを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた13戦目は、広島県もみじ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャインスキーを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

10月23日、連闘で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、高知競馬最高!特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったゴセイバイシキモクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたアサクサベルーガ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

11月6日、連闘で迎えた16戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったヨアソビに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月4日、中3週で迎えた17戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、カトレア特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のフイウチに1馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

12月31日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のローブトウショウに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2017年）

1月18日、中2週で迎えた20戦目は、真矢ちゃんお疲れ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（6戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキングラナキラに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

1月25日、連闘で迎えた21戦目は、秦山公園特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた22戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた23戦目は、開店41周年荒磯特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（8戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた24戦目は、強いぞマイーゴ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4月9日、中6週で迎えた25戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は松木大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったヴィンテージイヤーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4月16日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1イ C2イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた27戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったジャンゴにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、矢嶋真心特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた29戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた31戦目は、東京目黒木下智史特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（11戦5勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた32戦目は、祝結婚記念日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（12戦5勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた35戦目は、長沢の滝特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた36戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（13戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（14戦5勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた38戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（15戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のクギヅケに1馬身半の差をつけて6勝目を獲得した。

9月9日、中2週で迎えた39戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、ススメ五つの星屑特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた41戦目は、早明浦ダム特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は塚本雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。