コスモスプモーニ（2020年生、母シャドウライフ）

コスモスプモーニ（2020年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+5月9日の誕生酒。酒言葉は『自然とシンクロできる自由人』」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時12歳）と交配したシャドウライフが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は荒井ファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒井ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって924万円で落札された。

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

12月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3歳（2023年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着を確保した。

4月15日、中2週で迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

5月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のフライウィズミーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

9月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のネビュルーズを半馬身振り切って勝利をモノにする

11月11日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい14着に敗れた。