マサノユニコーン（2022年生、母モエレカバーガール）

マサノユニコーン（2022年2月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ユニコーン。人々が夢見るような現実離れした存在」。毛色は鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したモエレカバーガールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。2025年のバイオレットステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村時子から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

2月1日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラストシャリナに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るペイシャマリーンを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

4月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で横山琉人騎手（3戦2勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたヤマニンチェルキ決め手に屈してクビ差の2着となった。

10月12日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で横山琉人騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったフウセツに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中4週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたトリリオンボーイ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。