サエズリ（2015年生、母ソニックバード）

サエズリ（2015年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「囀り。母名から連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時12歳）と交配したソニックバードが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2018年の3歳B。

経歴

デビュー前

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月17日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり17着に終わった。

6月17日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月22日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

7月29日、連闘で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレディオブザレイクに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のゾディアックに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月28日、中1週で迎えた8戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。