ソーワンダーフル（2009年生、母ミスアモン）

ソーワンダーフル（2009年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「とても素晴らしい」。毛色は栗毛。種牡馬のエアジハード（当時14歳）と交配したミスアモンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の2歳C1二。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた4戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

12月19日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったラグレインに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳C1二（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のクレバールーキーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

1月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるワンツーアタックを差し切れず、4馬身差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したリアルアビリティーに3/4馬身届かず2着となった。

8月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた18戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビッグドラゴンに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

9月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、レストランチャグチャグ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。