ジョープレジデント（1992年生、母ファインアメリカ）

ジョープレジデント（1992年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のムーンマッドネス（当時9歳）と交配したファインアメリカが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

6月3日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったセトハーバーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオンナノキモチに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

9月23日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

11月25日、中8週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

12月17日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（1997年）

3月9日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた9戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月19日、中3週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた11戦目は、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は山田和広騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

6月7日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（9戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（12戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。