オギアンクレット（1990年生、母ブラックシャーク）

Ogi Anklet

1990.03.14

オギアンクレット（1990年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時6歳）と交配したブラックシャークが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月31日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のギャラントナイトに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

2月28日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下のミモザ賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた7戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

12月12日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4歳（1994年）

1月6日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。