ミクマグローリ（2001年生、母ジョナホーク）

ミクマグローリ（2001年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋栄光」。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時19歳）と交配したジョナホークが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）北俣牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北俣牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

清水正人厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

10月8日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタッカーバクシンを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた3戦目は、清水貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳F22（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清水貴行騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月4日、中0週で迎えた5戦目は、2歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカリエイシンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒカリエイシンを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

1月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた8戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のタイトコンコルドをクビ差振り切って2勝目をマークした。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカリエイシンに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

3月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳T1（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るネイビーズサンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

4月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月1日、中6週で迎えた14戦目は、ゆかたの似合う城崎温泉特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、海のまち竹野特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。