ハヴァス（2018年生、母ペルフィカ）

ハヴァス（2018年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「グランドキャニオン国立公園内にある秘境の滝の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したペルフィカが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月2日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のプラウドルックに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を5馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

3歳（2021年）

10月16日、約13か月半の休養明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

12月18日、中8週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2022年）

3月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2022年3月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。