プリンセスローゼ（2001年生、母マルブツローヤル）

プリンセスローゼ（2001年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「王妃＋バラ（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時9歳）と交配したマルブツローヤルが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

1月12日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のパリジェンヌに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

1月31日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

4歳（2005年）

4月16日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。