ロードサイオン（2001年生、母クインサンシー）

ロードサイオン（2001年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋貴族の子弟」。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時18歳）と交配したクインサンシーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は長手猛。戦績は、中央平地10戦0勝、地方29戦4勝。主な勝ち鞍は2005年のタイムチャレンジレース(一般B2)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額900万円（1.8万×500口）で一口馬主が募集された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月15日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月15日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（5戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

10月24日、中4週で迎えた11戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイドルイモンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須田英之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須田英之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイハッピーをクビ差制して2勝目を獲得した。

12月18日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で須田英之騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で須田英之騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクバンクスに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

4歳（2005年）

1月8日、連闘で迎えた17戦目は、MIT 岩手めんこいテレビ杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で須田英之騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で須田英之騎手（7戦3勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で須田英之騎手（8戦3勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で須田英之騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で須田英之騎手（10戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で須田英之騎手（11戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で須田英之騎手（12戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた24戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミカワマドカを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

7月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1 B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、御所湖特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は須田英之騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月22日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、はづき賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須田英之騎手（14戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

10月31日、中9週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた29戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B4-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般B4-2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた31戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般B4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5歳（2006年）

1月4日、中4週で迎えた32戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた33戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた34戦目は、K&Kウェディング杯（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた35戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、じいちゃん・麻友・勝也誕生日記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた38戦目は、競馬専門紙ホープ杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。