ピカリ（2021年生、母Laudation）

Pikari

2021.03.18

ピカリ（2021年3月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「光るもの」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTwirling Candy（当時14歳）と交配したLaudationが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月20日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月9日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

11月26日、中6週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた4戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

3歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフーコサンライズを鬼脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい11着に終わった。