セイウンクロクモ（2017年生、母カナエチャン）
Seiun Kurokumo
2017.04.09
セイウンクロクモ（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+黒雲」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時7歳）と交配したカナエチャンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。主な勝ち鞍は2020年の一般C4-2。
経歴
デビュー前
中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2020年）
6月14日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
7月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のリゲル特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。
9月16日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイルソーニョに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
10月21日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオメガレイスターに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
2020年10月23日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。
4歳（2021年）
1月24日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの秋吉台特別（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての15番人気で大外17番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。
2月7日、中1週で迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの波佐見特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。
4月25日、中8週で迎えた10戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月16日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月12日、中3週で迎えた12戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月15日、中8週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は伴啓太騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。
8月29日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。競走中止となった。
2021年9月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。