イッツオン（2017年生、母ピュアドリーム）

経歴

デビュー前

2歳のとき、ヒカル牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、千葉県馬主会大社聡によって421.2万円で落札された。

2歳（2019年）

9月2日、デビュー戦は川島正太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

11月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3歳（2020年）

1月9日、中3週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジュエルミネーション宝石色の輝きを。（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたサーカスキャッチ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月27日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランギフトを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた11戦目は、川越藩のお蔵米記念（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

12月2日、中4週で迎えた13戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた14戦目は、滑川ため池いっぱい谷津田米賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

4歳（2021年）

2月10日、中6週で迎えた15戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月15日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた18戦目は、水でも徹底除菌できる!e-WASH賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月2日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（8戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウインドカクテルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた20戦目は、馬い!?はつうみ卵サンサンエッグ記念（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のウインウェルスをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

8月9日、中6週で迎えた21戦目は、一般C1四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた22戦目は、観月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月2日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1四五（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月27日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したヴィアグローリアスを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中3週で迎えた25戦目は、野菊賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（14戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5歳（2022年）

2月17日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、スノーフレーク2200（船橋ダート2200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月22日、中4週で迎えた27戦目は、春疾風2200（船橋ダート2200m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（16戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた28戦目は、アルテミス賞（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で酒井忍騎手（17戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイセイアーサーに2馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

5月2日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で酒井忍騎手（18戦3勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、香月杯（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で酒井忍騎手（19戦3勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

6月22日、中4週で迎えた31戦目は、八犬伝2200（船橋ダート2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で酒井忍騎手（20戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた32戦目は、スターマイン2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月24日、約3か月の休み明けで迎えた33戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。