スズノニシキ（2010年生、母スズダニエル）

Suzuno Nishiki

2010.02.15

スズノニシキ（2010年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋錦」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時13歳）と交配したスズダニエルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河 豊水。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

10月13日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月23日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のドラゴンブラックに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2013年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で懸命に走り抜いたが、伸びてきたシャイニープリンス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月6日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。