マジックローマン（1995年生、母アズマローマン）
Magic Roman
1995.06.16
マジックローマン（1995年6月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時20歳）と交配したアズマローマンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）蛯名牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳新馬。
経歴
デビュー前
相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1998年）
1月17日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は414kg。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のパワーロッチを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
2月22日、中4週で迎えた2戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。
3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。
8月22日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
9月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた7戦目は、湯沢特別（新潟(地)ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月5日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は沢昭典騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。
4歳（1999年）
1月17日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
8月28日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。17頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず17着に終わった。
9月18日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた13戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。