シーエンペラー（1986年生、母ニッセイリラ）

経歴

デビュー前

高橋直厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

9月17日、デビュー戦は出口敏幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の敢闘精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のエンドレスハンターに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（1989年）

4月1日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳400万下のれんげ賞（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は松永昌博騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（中京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は出口敏幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた12戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスーパーグランパパに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月19日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の駒ケ岳特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月15日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5歳（1991年）

7月6日、約21か月の休み明けで迎えた16戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月7日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。