ハマノオペラ（2000年生、母ハマノドルフィン）

ハマノオペラ（2000年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のグランドオペラ（当時16歳）と交配したハマノドルフィンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田嘉隆。戦績は、中央平地14戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のしもつけ若駒。

経歴

デビュー前

岩渕義三厩舎（足利）へ入厩。

2歳（2002年）

7月7日、デビュー戦は三上智也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のベラミストロングに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（足利ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、2歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた4戦目は、2歳（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三上智也騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、2歳500万下のプラタナス賞（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三上智也騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三上智也騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の若駒特別（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で三上智也騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3歳（2003年）

4月5日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

6月8日、中8週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月29日、中2週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の田舎館特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

8月30日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

10月4日、中4週で迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月15日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

4歳（2004年）

1月10日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた15戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた16戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5歳（2005年）

4月2日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

7月3日、中7週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。