フィールドクラウン（2018年生、母キャントセイワーズ）

Field Crown

2018.03.25

フィールドクラウン（2018年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+王冠」。毛色は青毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時12歳）と交配したキャントセイワーズが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は桑原牧場。主な勝ち鞍は2021年の能登禄剛崎賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑原牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、地田勝三によって2,484万円で落札された。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月31日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

3歳（2021年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

4月20日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登禄剛崎賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクムリポに約15馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヴィッカースに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。