テイエムアカトンボ（2013年生、母テイエムシーズン）

テイエムアカトンボ（2013年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋赤とんぼ」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時17歳）と交配したテイエムシーズンが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月9日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた3戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2016年）

2月13日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3月26日、中5週で迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダンツワイズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロバーストサンダーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月14日、中3週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ダンツビジターにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

5月22日、連闘で迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したノーブルハピネスを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。