テゾーロミノル（2013年生、母ピエナアマゾン）

テゾーロミノル（2013年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「宝物（伊）＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサクサキングス（当時9歳）と交配したピエナアマゾンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、フジワラファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡實によって1,080万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月16日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2016年）

3月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月17日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では見せ場を作れず17着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月16日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、イーリンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月21日、中2週で迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた11戦目は、江戸川区のおいしい小松菜賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた12戦目は、江東湾岸賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた14戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四十五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。