クイーンエマ（2009年生、母クライフォザトップ）

クイーンエマ（2009年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カメハメハ４世の妻」。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時19歳）と交配したクライフォザトップが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳B1。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月22日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウアリアケを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のいしかわ動物園ナイト・ズー杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

8月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のドレスユーアップに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

8月28日、連闘で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田弘治騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で藤田弘治騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったブルーセブンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のぼんぼり祭り祝大成功記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田弘治騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田弘治騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた14戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤田弘治騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

11月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3六（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で藤田弘治騎手（11戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた16戦目は、祝1歳越後青空くん誕生記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で藤田弘治騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。