サムドリーム（2018年生、母サムロマンス）

Some Dream

2018.02.17

サムドリーム（2018年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+夢」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時10歳）と交配したサムロマンスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C26。

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

3月20日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

2021年5月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月20日、約9か月の休み明けで迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシングンジェットに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた3戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた4戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウノーヴァに約15馬身の大差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月26日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般C15（名古屋ダート920m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のメイショウマグワシに1馬身の差をつけて順当に勝利した。