ナカトップニシキ（1993年生、母コウフウニシキ）

ナカトップニシキ（1993年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時13歳）と交配したコウフウニシキが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はハヤシファーム。戦績は、中央平地8戦1勝、地方24戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

7月20日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のウォーターペイデーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた4戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1997年）

4月27日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、山本育男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本育男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本育男騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本育男騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本育男騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた15戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本育男騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本育男騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山本育男騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた18戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファストシャープからアタマ差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた20戦目は、C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本育男騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-4（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月13日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は今治宏信騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1998年）

1月6日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月12日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のムラノフナウタを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、アイリス賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤司安史騎手（1戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月11日、中1週で迎えた31戦目は、アカシア賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤司安史騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤司安史騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。