ドーヴィル（2021年生、母ジェントルウーマンⅡ）

ドーヴィル（2021年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランスの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のHarry Angel（当時7歳）と交配したジェントルウーマンⅡが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2025年のぽかぽかたいよう生誕記念(一般C17)。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月7日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー京都（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3歳（2024年）

1月21日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月7日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月19日、中9週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた4戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、ぽかぽかたいよう生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダズリングティアラをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月1日、中5週で迎えた5戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた6戦目は、惣太郎☆惇子結婚記念金杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた7戦目は、ありがとう美穂さんOS解散記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコパノランサーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、日本ライン特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川慎騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。