カシノアゲート(2009年生、母フジノキャラット)
Kashino Agate
2009.04.06
カシノアゲート(2009年4月6日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+宝石名。宝石言葉は勇気」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソングオブウインド(当時6歳)と交配したフジノキャラットが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は(有)村下農場。戦績は、中央平地15戦0勝。
経歴
デビュー前
1歳のとき、村下農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏木務によって262.5万円で落札された。
二本柳俊一厩舎(美浦)へ入厩。
2歳(2011年)
7月31日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(新潟芝1400m 晴/良)に出走。馬体重は452kg。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利(新潟芝1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利(中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手(2戦0勝)。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。
9月18日、連闘で迎えた4戦目は、2歳未勝利(中山芝1600m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手(3戦0勝)。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利(札幌芝1200m 小雨/良)に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
10月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利(新潟芝1000m 曇/良)に出走。鞍上は二本柳壮騎手(4戦0勝)。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月26日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、2歳未勝利(小倉芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手(5戦0勝)。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。
12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳未勝利(小倉芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手(6戦0勝)。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。
3歳(2012年)
2月5日、中6週で迎えた9戦目は、3歳未勝利(小倉芝1200m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で二本柳壮騎手(7戦0勝)。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず最後はマイネルドラガンと並んで9着同着となった。
3月10日、中4週で迎えた10戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(中京ダート1200m 曇/不良)に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利(中京ダート1200m 小雨/不良)に出走。鞍上は二本柳壮騎手(8戦0勝)。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利(中山ダート1200m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手(9戦0勝)。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
5月6日、中2週で迎えた13戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利(東京芝1400m 晴/良)に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。
5月27日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利(東京芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は二本柳壮騎手(10戦0勝)。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
6月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利(東京芝1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手(11戦0勝)。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。