カッテ（2011年生、母ルクシャル）

カッテ（2011年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝って、レースで勝って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチアズブライトリー（当時13歳）と交配したルクシャルが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田中春美。戦績は、中央平地8戦1勝、地方19戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

10月26日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/不良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシングンゴールドをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

3歳（2014年）

2月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下のミモザ賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

10月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（6戦1勝）。18頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた9戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

11月16日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、大慈清水・青龍水レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた11戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、赤穂観光協会義士祭特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた12戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、城山特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4歳（2015年）

1月7日、連闘で迎えた13戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリ賞（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた14戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた15戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ラジオ関西特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた16戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた17戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

4月30日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた18戦目は、あやめ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた19戦目は、薄暑特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた20戦目は、マーガレット賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた23戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、山百合特別（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、アベリア賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた25戦目は、ウインドベル賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のききょう賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた27戦目は、桔梗賞（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。