ジョウノマイボーイ（2002年生、母エスカベッシュ）

ジョウノマイボーイ（2002年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋私の＋父名の一部」。毛色は栃栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時17歳）と交配したエスカベッシュが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地6戦1勝、地方24戦5勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた2戦目は、D.ホワイト騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

3歳（2005年）

5月1日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のフサイチギャロップをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

5月28日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下の月桂樹賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

10月29日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

4歳（2006年）

7月19日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のピースオブラヴに4馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

8月2日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた8戦目は、ステイゴールド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のバーニングサマーに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月13日、中5週で迎えた9戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた10戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2007年）

4月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5月23日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、シックスセンス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、丘のまちびえい特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のコンテに3馬身の差をつけて4勝目を収める

7月5日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた15戦目は、上川町層雲峡花ものがたり特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤロマネに4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、千歳市サーモンパーク記念特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

9月26日、中5週で迎えた17戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2009年）

2月7日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、荒磯特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた19戦目は、梅は咲いたか桜は特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般D3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、矢吹学園長勇退特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた23戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた24戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般D2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤマリージェントに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（6戦0勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般Cロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般Cハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。