ミダース（2021年生、母アイヴィベル）

Midas

2021.02.15

ミダース（2021年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ギリシャ神話に登場する触れた物を黄金に変える王。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のレイデオロ（当時7歳）と交配したアイヴィベルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、キャロットクラブによって3,300万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月2日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず18着に敗れた。

5月4日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

6月1日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたフォローウィンド決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

6月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月17日、中8週で迎えた5戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリベルテに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。