セノエグローリ（1998年生、母ノバ）

セノエグローリ（1998年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカリスタグローリ（当時10歳）と交配したノバが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害3戦0勝、地方14戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C5。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月24日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

4月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

9月30日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月14日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた6戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた7戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

4歳（2002年）

7月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢原洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月2日、中4週で迎えた11戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンエムハイパーに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C8（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアサクサゼッケンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C8（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮西晃宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のドリームシアターを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

11月14日、中0週で迎えた14戦目は、3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮西晃宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のニシノクラブをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

11月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮西晃宏騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリネンパワーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月19日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮西晃宏騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したツキノピッピを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

5月27日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮西晃宏騎手（6戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンザキープを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮西晃宏騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宮西晃宏騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中0週で迎えた22戦目は、4歳以上C4（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（9戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月4日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C3-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮西晃宏騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。