ドンリッチ（2014年生、母ドナフュージョン）

ドンリッチ（2014年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金持ち」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時5歳）と交配したドナフュージョンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

2月25日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたストロングレヴィル決め手に屈してハナ差の2着となった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクリデュクールをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

5月20日、中5週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の早苗賞（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したセダブリランテスに3/4馬身届かず2着となった。

7月1日、中5週で迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。