ジュドヴァーグ（2018年生、母ラメール）

Jeux de Vagues

2018.05.10

ジュドヴァーグ（2018年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「波の戯れ(仏)。曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したラメールが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川越ファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、梶本尚嗣によって734.4万円で落札された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月25日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

3歳（2021年）

2月6日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

6月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4歳（2022年）

4月19日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から41kg戻して迎えた6戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプリングムーンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、漁火特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、ゆみえD杯（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマスカレードに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、御嶽山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺竜也騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、雪渓特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺竜也騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったディープギンガに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、細江純子笠松けいば来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺竜也騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウワグロリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月9日、中3週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、長月賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。