ハツノブライアン（1997年生、母ハツノナタリー）

Hatsuno Brian

1997.05.21

ハツノブライアン（1997年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時12歳）と交配したハツノナタリーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着3回。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 13戦0勝 [0-3-0-10/13]
• 総賞金 国内: 832万円
• 生年月日: 1997年5月21日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 黒鹿毛
• 厩舎: 武田博 栗東
• 馬主: 加藤守
• 生産者: （有）三嶋牧場
• 抹消情報: 中央：2003年10月15日抹消; 地方抹消

パフォーマンス分析

ベストレース

• レース名: 3歳新馬
• 日付/馬齢: 1999年12月26日/2歳
• コース: 阪神芝2000m 右
• 着順: 4着
• オッズ/人気: 10.9倍/4番人気
• 馬番/頭数: 8番/13頭
• 天候: 曇 6.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=12.4
• レースペース: 稍スロー
• 通過順位: 2-3-5-4
• 馬体重 増減: 450kg -6
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 菅谷正巳 54.0kg

血統

概要

母のハツノナタリーは中央3勝（中山ダ[2勝:1200m],新潟ダ[1200m]）。曾祖母のヒガシヒメは中央平地9戦0勝2着1回。父のブライアンズタイムは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。

近親馬

• • 半姪: メイショウデイム 2007/JPN/マンハッタンカフェ
  メイショウデイム

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	7*7*7*7×7*7*7*7	6.25%
きS	Bull Dog＝Sir Gallahad	6*6*6	4.68%
きM	Venturesome＝Lost Soul	6*7	2.34%
牡	Nasrullah	5×5*5	9.37%
牡	Alibhai	5×5	6.25%
牡	Hyperion	6×5*6*6	7.81%
牡	Nearco	6*6×6*6*6*7	8.59%
牡	Blue Larkspur	6*6×6	4.68%
牡	Solario	7×7*7	2.34%
牡	Man o' War	7×7*7	2.34%
牡	Blenheim	7×7*7*7	3.12%
牡S	Sardanapale	7*7	1.56%
牡M	Blandford	7*7	1.56%
牝	Boudoir	6×5	4.68%
牝	Mumtaz Begum	6*7×6*6	5.46%
牝S	Plucky Liege	7*7*7*7	3.12%
牝M	Friar's Daughter	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Roberto 1969 （USA）		Hail to Reason 1958 （USA）	Turn-to	Royal Charger
				Source Sucree
			Nothirdchance	Blue Swords
				Galla Colors
		Bramalea 1959 （USA）	Nashua	Nasrullah
				Segula
父 ブライアンズタイム 1985 （USA）			Rarelea	Bull Lea
				Bleebok
		Graustark 1963 （USA）	Ribot	Tenerani
				Romanella
父の母 Kelley's Day 1977 （USA）			Flower Bowl	Alibhai
				Flower Bed
		Golden Trail 1958 （USA）	Hasty Road	Roman
				Traffic Court
			Sunny Vale	Eight Thirty
				Sun Mixa
母の父 トウシヨウボーイ 1973 （JPN）		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		ソシアルバターフライ 1957 （USA）	Your Host	Alibhai
				Boudoir
母 ハツノナタリー 1986 （JPN）			Wisteria	Easton
				Blue Cyprus
		ネヴアービート 1960 （GB）	Never Say Die	Nasrullah
				Singing Grass
母の母 インターレデイ 1976 （JPN）			Bride Elect	Big Game
				Netherton Maid
		ヒガシヒメ 1960 （JPN）	ゲイタイム	Rockefella
				Daring Miss
			ヒガシハタ	ライジングフレーム
				ツキノボル

血統分類

• サイアーライン: ロベルト系
• ファミリーナンバー: 8-a

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2000/09/30 阪神	ダ1400m 良 曇	4歳未勝利	ダイタクラグーン 1.8	11 / 16	1枠 1番	宇田登志夫	53kg	14.8	6人	12-13	38.8 / 36.4	468	+2
2000/09/10 阪神	ダ1400m 良 晴	4歳未勝利	ミスターユニコン 0.1	2 / 16	4枠 7番	宇田登志夫	53kg	3.2	1人	2-2	39.4 / 35.5	466	-2
2000/08/26 小倉	ダ1700m 良 晴	4歳未勝利	マダムアフリート 2.4	11 / 15	6枠 10番	河内洋	55kg	3.8	2人	6-6-8-7	41.8 / 37.6	468	+6
2000/08/05 小倉	ダ1700m 良 晴	4歳未勝利	ミラクルオペラ 1.3	2 / 15	6枠 10番	河内洋	55kg	11.7	3人	2-2-1-2	39.9 / 37.7	462	-6
2000/07/16 小倉	芝1800m 良 曇	4歳未勝利	ダンツセーフティー 1.4	7 / 16	8枠 16番	河内洋	55kg	11.7	6人	2-3-3-4	36.4 / 36.9	468	-2
2000/07/01 阪神	芝2000m 良 晴	4歳未勝利	ジンパーフェクト 1.3	7 / 13	5枠 7番	武幸四郎	55kg	17.6	5人	2-2-2-3	37.8 / 36.9	470	0
2000/06/19 阪神	芝2000m 良 晴	4歳未勝利	キャバレー 1.3	5 / 12	8枠 12番	河内洋	55kg	3.0	1人	5-5-5-2	36.9 / 37.1	470	+6
2000/05/20 中京	芝1800m 良 雨	4歳未勝利	ナリタブランカ 0.5	5 / 15	2枠 2番	藤田伸二	55kg	8.3	5人	2-2-2-2	36.2 / 35.9	464	+2
2000/05/07 京都	芝1600m 良 曇	4歳未勝利	ランドチェイサー 1.1	6 / 18	7枠 15番	河内洋	55kg	18.3	6人	6-8	37.4 / 34.8	462	+2
2000/04/23 京都	芝1600m 良 晴	4歳未勝利	グラデュエート 2.1	16 / 18	2枠 3番	河内洋	55kg	2.4	1人	10-10	37.5 / 36.1	460	-4
2000/04/09 阪神	ダ1400m 良 晴	4歳未勝利	ナムラビクトリー 2.0	9 / 15	5枠 9番	河内洋	55kg	4.6	3人	8-7	38.9 / 36.4	464	+14
1999/12/26 阪神	芝2000m 良 曇	3歳新馬	キングザファクト 0.9	4 / 13	5枠 8番	菅谷正巳	54kg	10.9	4人	2-3-5-4	37.4 / 38.0	450	-6
1999/12/12 阪神	芝1200m 良 晴	3歳新馬	サイコーキララ 1.1	2 / 12	3枠 3番	菅谷正巳	54kg	10.0	4人	7-5	35.9 / 35.7	456

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月12日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったサイコーキララに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2000年）

4月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず16着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は河内洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（5戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったミラクルオペラに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた12戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したミスターユニコンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

9月30日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。