マダムイグレイン（2022年生、母マダムコマンズ）

Madam Igraine

2022.05.19

マダムイグレイン（2022年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+物語の登場人物名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時11歳）と交配したマダムコマンズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月21日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3歳（2025年）

4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコパノマロンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月27日、中8週で迎えた5戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたメイショウサトノヒ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

8月9日、中1週で迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月17日、中5週で迎えた7戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ ライム賞（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシュパネントウィルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

デビュー前

永島太郎厩舎（兵庫）へ入厩。

10月10日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての2番ゲートからスタート。競走除外となった。

11月12日、中7週で迎えた8戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アースグレーザーにクビ差交わされて2着に甘んじた。