ゼットスパンキー（2021年生、母ゼットガガ）

ゼットスパンキー（2021年1月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+元気な、活気ある」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したゼットガガが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はノースガーデン。主な勝ち鞍は2024年の大撫山特別。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月22日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月27日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3月6日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の大撫山特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノアスペシャルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月31日、中3週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあやめ賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月15日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの奥尻特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた9戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長浜鴻緒騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

9月1日、中6週で迎えた11戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた12戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

11月30日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、柴田裕一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

4歳（2025年）

2月1日、中8週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高杉吏麒騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月24日、約6か月の休養明けで迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイシンリンクを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高杉吏麒騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高杉吏麒騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。