スマトラフレイバー（2023年生、母トライポ）

Sumatera Flavor

2023.02.21

スマトラフレイバー（2023年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のモズアスコット（当時9歳）と交配したトライポが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷川牧場。2025年の平和賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

稲益貴弘厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2025年）

5月9日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスズランデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は471kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフークアンビションに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のニッコウキスゲ特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノワイアットに8馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着の404 Not Foundに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

デビュー前

稲益貴弘厩舎（船橋）へ入厩。

10月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンの鎌倉記念（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月5日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンの平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（4戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のモエレサワンミヤギをクビ差振り切って4勝目を奪取した。