コリンズクレスト（2016年生、母ディアレストトリックスキ）

コリンズクレスト（2016年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スノーラリーのコース上にあるジャンピングスポット」。毛色は栗毛。種牡馬のヴィクトワールピサ（当時9歳）と交配したディアレストトリックスキが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は服部牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、服部牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、嶋田賢によって2,160万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月6日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月17日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4月13日、中7週で迎えた3戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月26日、中5週で迎えた4戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスミレヴィオレッタを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエレモフィラに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

6月16日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルベアブルーノを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の川上峡特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイガーティナを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の波戸岬特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のキングスター特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（6戦2勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

12月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月12日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた20戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた21戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（14戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2021年10月1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。