ファインカノン（2000年生、母ファインバンド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中央牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

幣旗吉昭厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

7月16日、デビュー戦は真島正徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は431kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサプライズローズに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2003年）

2月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた4戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳F5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた5戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳F5（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンモーションに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳F3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は保利良平騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンノコエを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F41（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F32（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月20日、中9週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

9月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るランドローズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月15日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2004年）

4月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月13日、中8週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた21戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた22戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のネバーマインドに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

10月19日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤智久騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤智久騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。