ビューティダイヤ（2009年生、母カズノクイン）

ビューティダイヤ（2009年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母系のビューチフルドリーマーより＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のシーキングザダイヤ（当時8歳）と交配したカズノクインが17歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2三四五。

経歴

デビュー前

小野次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月24日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月16日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月26日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で津村明秀騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月6日、中6週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイムリーを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月20日、中5週で迎えた8戦目は、一般C2十二十三十四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったジェイケイヒーローに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパールロマンスに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月29日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったソリッドゴールドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルヤクインを次元の違う末脚で3/4馬身差し切ってファンの高評価に応えた。

3月22日、中3週で迎えた12戦目は、幸手ハッピーハンド賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、花衣特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。