ストップザネバー（1995年生、母ノーノーネヴアー）

ストップザネバー（1995年5月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時8歳）と交配したノーノーネヴアーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地24戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の立待岬特別(500万下)。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

3月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のエジュシーダーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月25日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4歳（1999年）

1月31日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

3月28日、中3週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のカリスマサンゴッドをハナ差振り切って優勝

4月17日、中2週で迎えた10戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の高瀬川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、クリアースにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゲイリーザプライドをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

7月31日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の長万部特別（函館芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月28日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた19戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したウェストビーチにハナ差届かず2着となった。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の醍醐特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた23戦目は、S.セラーズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’99ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。