スズカオーロラ（2016年生、母スズカフォイル）

スズカオーロラ（2016年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オーロラ」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時8歳）と交配したスズカフォイルが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻牧場。主な勝ち鞍は2019年のうまたせ!&ウラワール賞。

経歴

デビュー前

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2019年）

12月25日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳戦のうまたせ!&ウラワール賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブリングハピネスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2020年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクリュサネルに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

6月1日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のビュブリスに3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のリヴァリーシップをクビ差振り切って負け知らずの4連勝を決めた。

7月31日、中4週で迎えた5戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月19日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るフレアリングキングを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目をゲットした。

12月28日、中5週で迎えた7戦目は、一般C1十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたフレアリングキング決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2021年）

10月7日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したジオヴィグラスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月18日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で笹川翼騎手（9戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹川翼騎手（10戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2022年）

6月9日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で笹川翼騎手（11戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るギレルモを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で笹川翼騎手（12戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るギレルモを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で笹川翼騎手（13戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ポシーブレに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

8月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で笹川翼騎手（14戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のギレルモを半馬身振り切って8勝目を手にした。

12月29日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、志尊淳賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で笹川翼騎手（15戦8勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で笹川翼騎手（16戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で笹川翼騎手（17戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったシードザブレイクに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。