フクノアラシ（1999年生、母アルゴンクイーン）

フクノアラシ（1999年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のホークスター（当時13歳）と交配したアルゴンクイーンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は船越英治。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月12日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3歳（2002年）

2月10日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた4戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた5戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

7月14日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は黒岩悠騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

9月29日、中6週で迎えた9戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

10月5日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は黒岩悠騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2003年）

4月5日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は今村康成騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月1日、中7週で迎えた12戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は今村康成騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は黒岩悠騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイロンシンから1馬身差の2着となった。

9月6日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（6戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（7戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた20戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は黒岩悠騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノプリンスに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた23戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2004年）

10月30日、約10か月の休養明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた25戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（11戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。