キングレガリア（2019年生、母デリキットピース）

キングレガリア（2019年3月26日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「父名の一部+レガリア。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時18歳）と交配したデリキットピースが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(一般C2十一)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、岡田壮史によって2,222万円で落札された。

吉岡辰弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2022年）

4月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月26日、中9週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は岩田望来騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

8月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2022年8月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

5月9日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレイクポイントに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレッドアダンにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングハートに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、今日はおにぎりの日記念（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンクスシュウに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた11戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた12戦目は、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、カシオペア賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったルパルテールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田大河騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月17日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で角田大河騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

5歳（2024年）

4月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。