マンダリンオレンジ（2021年生、母マルバイユ）

Mandarin Orange

2021.05.20

マンダリンオレンジ（2021年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時10歳）と交配したマルバイユが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2024年）

5月10日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベアファイトを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月10日、中3週で迎えた2戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキノゼーレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の赤翡翠特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したトミサンエンジェルにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月7日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、団子菊賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は野畑凌騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、馬い!淡路玉ねぎ食べよう（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、七竈賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したヤプシに3/4馬身届かず2着となった。

12月10日、中3週で迎えた7戦目は、蝦蛄葉仙人掌賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったホッコーソムニウムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

甲田悟史厩舎（川崎）へ入厩。

3月21日、デビュー戦は野畑凌騎手を鞍上に据えて、スイートピー特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2025年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、キングダム賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で野畑凌騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた9戦目は、クラセアルタ賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で野畑凌騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた10戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野畑凌騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた11戦目は、ブラックジャック賞（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で野畑凌騎手（8戦1勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた12戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、カンチェンジュンガ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。