シャンドフルール（2017年生、母バイコースタル）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

8月18日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァルコスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月13日、中7週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの紫菊賞（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

12月22日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの千両賞（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のソウルトレインに2馬身の差をつけて制した。

3歳（2020年）

2月15日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G3のデイリー杯クイーンカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳G2のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

4月26日、中6週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞フローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

8月29日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの西海賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて13着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスの知多特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた10戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4歳（2021年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの尾頭橋特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2021年7月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。